2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

AppStore受付開始

AppStoreがiPhoneアプリの登録を開始しました。僕もさっそくアプリを一つ登録!日本で何番目だったんだろう... 気になるところです。登録のときに困ったのが、Ratingと値段設定。Ratingというのは R12とかR15とかいう年齢制限のことですが、ソフトウェア(特…

レイテンシーを押さえるには

iPhone上でオーディオを再生させる一番一般的な方法は、AudioToolboxフレームワークのAudioQueueを使う方法。ただし、レイテンシーが体感で0.3, 4秒くらいはあるように感じます。OpenALだと、ほぼリアルタイム。体感上はわかりません。すくなくともAudioQueu…

SDKベータ7でのProvisioning

SDK 7からProvisioningの方法が多少変更になったようです。アプリケーションごとのAppID (########.com.yourcompany.youapp)から、一般的なAppID(#######.com.yourcampany.* もしくは ########.*)にスイッチすることが推奨されています。これはやはりアプリ…

AudioService - 短いファイルを再生する

数秒の短いファイルを再生したいという場合、AudioToolboxフレームワークのAudioServiceという仕組みを使うと簡単にできます。使い方は簡単。1. 最初に再生したいファイルを登録するAudioServicesCreateSystemSoundID( CFURLRef URL, SystemSoundID* outSyst…

Objective-C 2.0

Leopardから採用されたObjective-C 2.0 (以下, obj-C 2.0)。ガーベージコレクションなど新しい機能が追加されているのですが、なんとなく面倒で今まで敬遠してました。ところが、iPhone SDKでは、ドット記法などのobj-C 2.0の機能が多用されているので、避け…

iPhone SDKの制限 - サウンドに関して

僕が調べた範囲で重要と思われるiPhone SDKの制限を列挙しておきます。 ユーザがiTunes経由で同期しているMP3, AACなどのオーディオデータにはアクセスできない これにはかなりがっかり。ユーザのオーディオデータにアクセスできるのは、Appleのソフトウェア…

AUGraphも使える!

Audio Unit(AU)を簡単な使いたいという方のために、AUGraphという仕組みがあります。 簡単に言うと、複数のAU(AUGraphの中ではNodeというオブジェクトでラップされます)をチェーン状につなげて、一連の処理を定義することができるというもので、たとえば、音…

iPhoneにおけるAudio Unitのサポート

Audio Unitとは、OS Xから導入されたシステムレベルのオーディオプラグインのアーキテクチャです。平たく言うと、システム全体で使えるVSTプラグインのようなもの。OS Xだけではなく、そのサブセットであるiPhoneにも同じ仕組みが用意されています。ただ、今…