SDKベータ7でのProvisioning

SDK 7からProvisioningの方法が多少変更になったようです。

アプリケーションごとのAppID (########.com.yourcompany.youapp)から、一般的なAppID(#######.com.yourcampany.* もしくは ########.*)にスイッチすることが推奨されています。これはやはりアプリケーションごとにいちいちAppIDをつくって、Provisioningファイルを作って... というのが面倒だと言う開発者側からの要請でしょうか。

より一般的なAppIDを使うことで、同一のProvisioningで複数のAppをインストールして実験することができます。(たとえば、AppIDをcom.yourcompany.*としておけば、com.yourcompany.mailerとcom.yourcampany.texteditを共存させることができる)

Xcode上でのAppIDの入力の方法も変わりました。TargetのInfoパネルの Properties -> Identifierの項にはアサインされたランダムなIDを省略して入力することになりました(たとえば、2D34RFZ.com.yourcompany.*から com.yourcompany.*)

実際に使用する上での注意点として、複数のProvisioningプロファイルがオンになっているとインストール時にコンフリクトするようです。実際、私も"Your mobile device has encountered an unexpected error (0xE80000001) during the install phase: Verifying application" というエラーに悩まされました。XcodeのOrganizerのProvisioningの項で、使用したいProvisioningプロファイル以外のチェックボックスを外してあげると問題なくインストールできるようになります! ご注意ください。